ビーチバレー / 2人の記録
その55%を、
2人の次の動きへ。
この記事の答え
受けた人と、2人で取った点を分ける。
レシーブを担当した選手の結果にも、パートナーのセットや攻撃へのつなぎが関わります。個人の率だけで優劣を決めず、受けた本数とその後の展開までペアで確認します。

図で整理する
ペアで確認したい3つの場面
- 誰が受けたか
- 2本目はどうだったか
- 攻撃へつながったか
表は横にスクロールできます →
| 同じ場面を見る | 記録すること | 次に試すこと |
|---|---|---|
| 短いサーブ | 受け手と2本目の担当 | 前後の移動を先に声で合わせる |
| 2人の間へのサーブ | 先に呼んだ人と結果 | 担当の境界を決めて交代で試す |
| 風で流れた返球 | 風向きとセット位置 | コートを入れ替えて再確認 |
練習への落とし込み例です。風向きやコースのメモは、記録できた範囲で補います。
本文のペア55%の例を読み、担当者別の率を単純平均しない理由を確かめる。
FIVB: Official Beach Volleyball Rules競技の枠組みを確認する公式資料です。本文の観察項目や練習例は編集部の提案です。
同じサイドアウト率でも、誰が何本受けたかで見える課題は変わります。ペアの得点を出発点に、2人で確認する場面を一つ選びます。
- ペアのサイドアウト率
- 55%11得点 ÷ 20ラリー
- Aが受けた割合
- 70%受け手が分かる20本のうち14本
サイドアウト率は、2人で取った結果。
計算は「相手サーブで始まったラリーの自ペアの得点数 ÷ 相手サーブで始まったラリー数 × 100」です。最初の攻撃で決まらず、長いラリーの末に得点した場合も含みます。
レシーブが良くても得点できない場面があり、崩れたレシーブから得点できる場面もあります。返球の質、トス、攻撃、その後の守備を一つの割合だけで評価しないことが出発点です。
同じ55%を、受け手で分けてみる。
この例では相手サーブ20本すべての受け手が分かっています。Aが14本、Bが6本を受け、その後ペアが得点したのは7本と4本でした。
| 受け手 | 受けた本数 | ペアの得点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| A | 14 | 7 | 50% |
| B | 6 | 4 | 66.7% |
| ペア全体 | 20 | 11 | 55% |
(7 + 4) ÷ (14 + 6) = 55%。50%と66.7%を単純に平均しても、ペア全体の率にはなりません。受けた本数が違うためです。
BがAより優れたレシーバーだとは、この表だけでは分かりません。サーブの難しさ、トスを上げる相方、攻撃の選択、標本の少なさが影響します。受け手不明の記録がある場合は、その件数を明記し、受け手別の合計と全体の分母を確認してください。
数字を見たら、3つだけ確かめる。
- どこへ来たか短いサーブ、深いサーブ、2人の間。Aが多く受けた場面に偏りはあるか。
- 次のボールへ入れたか相方が無理なくトスに入れたか。記録や観察で確かめる。
- 何を選べたか強打・ショットなど、実際に記録した攻撃と結果を振り返る。
未記録のコースや攻撃は推測で補いません。「短いサーブの後、相方のトスが遠くなる」という観察が複数あれば、次はその場面を記録します。受け手の数字を責任の所在に変えず、2人の次の動きへつなげます。
1つの場面を、ペアで再現する。
レシーブの次に、相方が動けるかを見る
- 短いサーブを想定した無理のない球出しで、受け手のコールと相方の移動を確認する。
- 返球からトス、狙う場所を決めた攻撃までつなぎ、5本で受け手を交代する。
- 攻撃までつながった本数と、詰まった場面を記録する。次回も同じ条件で比較する。
これは解説用の練習案です。人数・体力・環境に合わせて調整し、練習中の成功率と実戦のサイドアウト率を同じ指標として比べないでください。
同じペアを追い、相方が変わったら分ける。
Vollyzeではペアのサイドアウト率に加え、記録した受け手や攻撃の結果を確認できます。月間の振り返りでも同じペアを選ぶと、対象をそろえて比較できます。相方が変わった記録を混ぜた数字は、個々のペアの結果と区別して読みます。
ビーチの記録画面と対応機能、サイドアウト率とブレイク率の違いも参考にしてください。この記事の計算例は手計算できるように単純化したもので、実際のアプリ画面や特定チームの成績ではありません。
サンプルで見て、次の試合で試す。
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