試合後レビュー
バレーの試合後レビューで見るべき数字と練習へのつなげ方
この記事の答え
試合後の数字は、問いごとに選ぶ。
全部の指標を並べると、何を変えるべきかが見えにくくなります。まず試合中に困った場面を言葉にし、それを確かめる数字と記録だけを開きます。

図で整理する
知りたいことから指標を選ぶ
- 困った場面
- 確かめる指標
- 該当ラリー
表は横にスクロールできます →
| 知りたいこと | 見る数字 | 併せて見るもの |
|---|---|---|
| 相手サーブで止まった | サイドアウト率 | レシーブ機会数 |
| 自サーブで押せなかった | ブレイク率 | サーブ機会数と失敗 |
| 特定ローテで苦しい | ローテ別の得失点・率 | 機会数と相手の条件 |
指標は原因を確かめる入口です。少数のラリーから能力を順位づけしないようにします。
今日は1指標だけ選び、数値の横に分母を書く。
関連記事:サイドアウト率とブレイク率開始側と機会数を分ける読み方を、関連記事で確認できます。
- 得点推移で流れが変わった場面を見つける
- サーブレシーブとサイドアウトを確認する
- ローテーション別の偏りから練習テーマを選ぶ
バレーの試合後レビューで見るべき数字は、多ければよいわけではありません。スパイク決定率、サーブ効果率、Aパス率、ローテーション別失点などを全部並べると、選手には何を直せばよいか伝わりにくくなります。
試合後レビューの目的は、反省を増やすことではなく、次の練習で最初に扱うテーマを決めることです。そのためには、見る順番を固定しておくと迷いにくくなります。
最初に得点推移を見る
まず得点推移を見て、流れが変わった場面を探します。3点以上の連続失点、セット終盤の失点、タイムアウト前後の変化を確認すると、レビューで話す場面を絞れます。
次にレシーブとローテを見る
次に、サーブレシーブ、サイドアウト率、ローテーション別失点を見ます。Aパス率が低いのか、Aパス後に点が取れていないのか、特定ローテーションで失点が増えたのかで、練習の内容は変わります。

最後に練習テーマを1つ決める
最後は、課題を1つに絞ります。「レシーブが悪い」ではなく、「R5でAパス後の攻撃が単調になった」「第2セット以降、サイドアウト率が落ちた」のように、場面と根拠をセットにします。
- 流れが変わった場面を1つ選ぶ。
- 数字で根拠を確認する。
- 次回練習の最初にやるメニューへ落とす。
試合後レビューは長くするより、次の練習で変える行動まで決めて終える方が定着しやすくなります。